整体の禁忌症状

禁忌症状

以下の症状は整体をしてはならない。

骨折やヒビによる痛み。

*完全脱臼。

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 ☆骨折に伴う症状☆ 

患部の浮腫、発熱,悪寒、激痛。呼吸に伴う痛み。

患部または患部の近くを指で弾くと鋭い痛みが患部に走る。

 ☆完全脱臼の場合☆

骨折及び靭帯の損傷を伴っている場合が多いので、すぐに医療機関で治療を受けること。

・発熱時

・リュウマチによる骨変形  痛みのない範囲内なら可

・脊椎前方すべり症

・骨粗鬆症および骨変形 骨盤調整は出来る、天秤法も可

・脊椎分離症

・脊椎カリエス

・先天性変形で疼痛および夜間自発痛が激しい場合

・椎間板ヘルニアで内側ヘルニアの場合 これは絶対に整体してはならない。

・外側ヘルニアの場合、下肢への圧痛、疼痛、シビレが増大しない様に注意しながら、骨盤、腰椎を元の位置に戻して行けば治療できる。

・椎間板ヘルニア_椎間板狭窄の場合、横向きに寝て、膝を軽く屈曲して下肢への圧痛、疼痛がない場合、安静にしていれば約2週間前後で回復する。

 

ただし、次のような症状があれば、すぐに病院等の医療機関での診察治療を勧めるべきである。

・横向きに寝て膝を屈曲しても、下肢への圧痛、疼痛がある。

・座るまたは起立して、少し時間が経過すると下肢への圧痛、シビレが始まる。

・どの様な姿勢をしても、圧痛、シビレが続く。

 

*** 整体術 寺西弘陽著   南龍整体師養成講座の教本から転載しています

 

南龍整体術の根本的考察(続編)

色々な症状は:
①身体各部関節の変位、亜脱臼により、患部を通っている神経への直接、間接による圧迫等の影響を与える事により、その神経根から末端の神経に至るまでの間、及び連絡する神経沿いの各所に、圧痛、疼痛、知覚異常、シビレ、麻痺などの症状が現れる。もしくは、
②関節の変位、亜脱臼により伸展、屈曲された各筋肉、腱などにコリ、圧迫と云った自覚症状が現れる。
南龍整体術では、患者の自覚的所見及び整体師の診る他覚的所見を考察し、患部の病態を触診して、その関節の亜脱臼の角度、位置、距離を正確に認識して正常な位置に戻す。これによって、①神経の圧迫、②筋肉の緊張等が速やかにとりのぞかれ、症状が改善される。ただし、
慢性化している場合は短期間での改善は無理である何故なら、亜脱臼等の変位が起きると、患側の腱、筋肉等が堅くなって、ギブスの役割を果たすようになって、変位した関節がそれ以上移動しないようになっている。この結果左右の筋肉の強さのバランスが偏ってしまっているので何度も整体をしなければならない。関節を元の位置に戻すことによって、無理に支える必要のなくなった筋肉は柔らかくなり、少しずつ筋肉のバランスが戻ってくる。そのために治療は数カ月時には数年及ぶケースもある。最後に、関節は正常な位置で安定し、症状の改善がなされる。

治療にあたっての院長心得(続編)
◎治療の場合も先ず股関節の変位を治し、仙腸関節を治し、腰椎、胸椎、頸椎の順番で施術する。

◎治療の方法で、身体をねじりながら関節を戻して行く方法がある。この場合痛みのない方向に動かす事、絶対に痛み、不快感のある方向へ動かしてはいけない。

◎患者が痛み、苦痛を訴えるのを無視して治療してはならない。痛みは必要最小限にととめること。

◎亜脱臼をなおしたら、必ず整体の基本型を施して身体全体のゆがみを取り、上下、左右、前後のバランスをとること。

◎亜脱臼を治す時に、「徹しの術」(とおしの術)を用いる。古武道に伝わる技術で痛みは最小限にして最大限の力を浸透させる術である。南龍整体師養成講座にて宗家から直接口伝でのみ伝えられる。

◎亜脱臼および変位で堅くなって動かなくなった関節は、「ゆり」という技法を使う。

◎むりに身体をねじったり、痛み苦痛を無視して治療するようなことはしない。従って、老人から幼児まで無理なく治療できる。