専門的になりますが南龍整体術の素晴らしい施術を感じ取っていただけたらと思いご紹介します
平成30年度4月開講、整体師養成講座の受講生を募集中
御宗家HPを参照:http://www.za.ztv.ne.jp/arafune1/
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この患者さんは、64才男性ひどい脊柱側弯症で慢性腰痛です。
治療3回目、仙腸関節の前後反転で特に左腸骨が腹臥位で高くなっている。
仙骨が下部で左に変異しています。
前回治療したが、元に戻っている。
今回、仙骨を戻す治療をポイントにしました。
左下肢を自分の脚に乗せ、前腕を仙骨の下部に乗せて体重をかけてしばらく待っていると、ゴトンと音を立てて腕の下で関節が動きました。
尾骨に近い所だったので尾骨が動いたと思い冷や汗が出ましたが、確認してみると、
仙骨および仙腸関節は全て正常に戻っていました。
次に、腰椎及び脊柱は全て正常に戻っていました。
慢性腰痛は完治し再発もありません。
この治療で調整したのは仙骨だけです。ただし、
仙骨の歪みもあまり大きくありませんでした。
この点を注意して、仙骨を正確に調整してみてください。
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院長の一言:
14年前の懐かしい教えです。
今、お前! 出来ているか?
頂門の一針として真摯に反省します
即今只今、稽古、勉強、修行です
日々新なり
今日、満79才誕生日
.日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
腰痛治療における勘所の考察
正しい診断が最重要である。
①問診による主訴の把握。(場所・症状・経過・医療機関の診断情報・手術など)
②主訴に従い触診による診断(筋による痛みか?神経根による痛み・しびれか?)
痛いポイントをしっかり指示してもらうこと重要、健側と患側の比較検討、該当する椎骨の棘突起の把握。横突起の状態把握を見落とすと痛みや違和感が完全に取れない。筋や腱の把握。ヘルニア特有の内圧など。
治療の反省:
左腰痛で来院。痛いポイントは左腸骨と腰椎5番の左横突起の延長線の交点。
南龍整体術を施術し股関節・骨盤・腰椎の調整が終わり、checkしていただくと、「随分楽になりました!」、「まだ痛みがあるんですね!」、「ここです!」、
棘突起は真直ぐである、腰椎の左右の筋の状態も問題ないほど等しい。だが腰椎がわずかに反時計回転している。左を上にして側臥位で気功治療をした。筋が緩んだ。横突起に確り当たるようになった、、、打振法をすると痛い!、、腰椎4番である、、軽く打振すると横突起が収まった。checkしていただくと_「完璧!OK!」でした。