今日も患者さんから教えをいただきました。自律神経失調症で来院される50代男性です。
「骨格矯正きついですわ!骨だけなら何でもないんですが、自律神経がくっついて居るので、、、、」施術中、自律神経の作用で突然咳が出ます。
①骨盤(仙骨)と腰椎(5)胸椎(12)頸椎(7)と頭蓋骨は自律神経の働きで有機的にバランスを保っています。どれか一つを動かすと全体が微妙に動きます。一番強力なのは骨盤です、次いで環椎(頸椎1番)です。
②基本は、骨盤の水平垂直位を矯正の後、腰椎→胸椎→頸椎と調整し、座位にて骨盤と腰椎を確認することです。
参考:自律神経失調の患者さんは頸椎・頭蓋骨調整で終了すると頭や耳がボーとしている、もう一度股関節・骨盤を調整して終了すると気分がすっきりとの事です。
③施術すればするほど脊柱が歪み且つ起立筋が堅くなる(施術が自律神経と喧嘩している)ことがあります。もう一度、股関節・骨盤の水平垂直位を矯正すると解決します。
④患者さんに確認して、痛みや違和感がある時、該当する関節を触診して原因を探り解決します。同時に、骨盤・腰椎の状態も確認します。
⑤施術に「力」は不用です。ふわっとした柔らかな感触が関節を動かします。自律神経と喧嘩しません。南龍整体術御宗家寺西弘陽師は「用意識不用力」と教えて下さいました。
⑥施術後、しびれや痛みが僅かに残る時は「補補」(氣功)を施術します。不思議なほどしびれや痛みが無くなります。
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