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前屈みで痛い腰痛(屈曲性腰痛)の考察

腰痛で最も多いのは①の腰椎を保持する脊柱起立筋や腱の緊張や拘縮による症状である

何故緊張や拘縮が発生するのか・?_

人類が二足歩行を獲得したからである、

左右足の長短や力を出す時の利き脚の捻じれなどにより

骨盤は前後左右上下(3D)の歪みを生ずる、

脊柱は回転しながらC型あるいはS型またはW型に歪んで頭を保持する

これ以上歪まないように自律神経が働いて筋や腱を固く硬縮する

動きが制限され痛みが出る

では、四足で歩いたら如何か?_腰痛は改善するのである

此の歩き方を教えたら患者が減ると古武道では云われている

南龍整体術はこの筋や腱の緊張や拘縮を解放する

その方法は

①全体像を観察し、頭・脊柱・骨盤・股関節・足趾の長短と捻じれなどを診る

②問診及び触診により緊張したり拘縮した箇所を特定し、

③その原因となっている脊柱を特定する(黄色で示した棘突起)

④股関節調整・仙腸関節調整・仙骨調整により骨盤の水平垂直位を確保する

⑤この時点で、腰痛は改善する(仙骨から頭まで棘突起の歪み減少)

⑥腰椎の回転歪と横ずれがあれば矯正する

若し、違和感や微妙な不安感がある場合は、

骨盤の水平垂直位が不完全である

もう一度、④⑥を施術する

尚、南龍整体術には屈曲性腰椎で必ず用いる基本型12がある

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