
腰痛の一種。 足を上げた時、或いは、椅子から立ち上がる時に、梨状筋(仙骨前面<=>大転子)の第1・第2仙骨神経が痛みを発する時の治療について考察。
股関節と骨盤の調整により骨盤の水平垂直位を確保すると、痛みは軽減。
腰椎の調整により、足を上げた時の痛みは解消。
しかし、
椅子から立ち上がりは痛みが少し残る。
胸椎と頸椎の調整により、椅子からの立ち上がりも、痛みは解消。
考察:椅子からの立ち上がりは脊柱全体が作用するので、頸椎と胸椎の歪みが腰椎の回転性歪みを生む。この歪みは立ち上がり時、胸椎Th12・腰椎L1~L5から腸腰筋を経由して大腿骨・大転子に伝わる。仙腸関節を経由して仙骨に伝わり仙骨が捻じれるので、症状を現すと考える。
以上、治療体験を記録。
院長一言:施術後checkしていただき、立ち上がりで微妙な痛みを訴える時は、胸椎と頸椎も調整するべし。
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