
治療院 院長座禅の写真
ミロク気功整体院 河本馨は今年の接心で禅定の初歩、入門である「数息観」が極意であると真実体験した。
透析歴25年の60代男性腰痛の仙腸関節と仙骨の調整に「數息観」(1つ2つ3つ、、9つ)を施術したところ患者の身体が反応して「ぐにゅぐにゅ」動き、股関節・腸骨・仙骨・脊柱の左右のバランスが3D立体的に整い且つ筋が柔らかくなった。丹田に氣を満たして呼吸を9回する。
第2主訴「右足親指のしびれのような違和感」は診断すると親指が浮き上がっていた(地に着かない)。原因は足関節の歪み拘縮からくる足根中足関節のずれ、膝関節の下腿外旋、股関節の内旋制限であった。これらは南龍整体術で改善した。親指が大地に確り着くようになる。
土佐の故木鶏さんが「最初に習う術が極意だよ」と戒めて下さった箴言を想うのである。

平成30年12月1日 臘ハ大摂心
白隠禅師の臘ハ示衆
朔日夜
示衆曰
夫修禅定者先湏厚敷蒲団
結跏趺坐寛繋衣帯豎起脊梁骨
令身體齊整而始為數息觀
無量三昧中以數息觀為最上
令氣満丹田而後拈一則公案
直湏要斷命根
豈不努力乎不努力乎
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