長年の左腰痛(坐ってても寝ても)は触ると硬く固まっている 小惑星「竜宮」連想

40代男性 左の腰が小惑星「竜宮」を想わせる固い塊で膨隆している

主訴:

10年前から左腰痛あります、半年前から痛みがひどくなり、仕事で座っていても痛い、夜間寝ていても痛い。

院長Q:[肩や首は如何?」

Ans:「肩こりはないが偶に首が痛くなる」

診断:

①座位にて:骨盤の前後反転、腰椎左側弯(W字型側弯)

②坐位にて腰を前屈すると、左側弯が強烈に現れる、L4・L3・L2一体化して盛り上がる、院長は小惑星「竜宮」を連想

施術:完了

痛みはなくなる、しかし、違和感の訴

①座位にて:脊柱のW型は消え直線だが腰部の起立筋が緊張

②坐位にて肘を膝の載せる姿勢:腰椎L4-L3-L2が左膨隆し固い塊「竜宮」である、回転法、天秤法、骨盤の再調整、交差法、効果なし。とにかく固い。

時間は構わないとの事なので

休憩の後

「はやぶさ2」を連想し、交差法を施術、横突起では硬くて跳ね返された、棘突起の交差法で多少ゆるんだとき、腰椎の歪みが診えた。L3棘突起が驚くほど(10mm)左にあった。右回転性亜脱臼と診断し、回転法で矯正。

拘縮と膨隆「竜宮」が消滅した。

患者:「楽になりました、違和感ありません」

院長一言

左後方亜脱臼群の中に右回転性亜脱臼という珍しいケースでした

坐位(垂直)だけでなく坐位(屈曲)での検証が重要でした

「はやぶさ2」は誤差1m範囲で「竜宮」に着地しました

院長の施術も「はやぶさ2」にあやかり、精度を上げるよう努めます