肩こり、例えば、左肩甲骨から首にかけて痛みを伴う場合
①左肩甲骨横の胸椎が回転を伴った歪みにより膨隆し堅くなっています。その原因は下部胸椎から腰椎にかけて逆の回転を伴った歪みがあるからです(S字脊柱側弯)。その元は骨盤の歪みであり、その元は股関節の歪みにより足の長さが左右で1cm~4cm違うからです。腰痛・肩こり・首こりは人間が二足歩行する宿命です。
②解決方法は、足の長さが左右同じになるよう股関節を調整し。
③腸骨・仙骨・仙腸関節を調整して骨盤の水平垂直位を矯正し。軽い肩こりならすっきりします。自律神経による脊柱側弯は解消します。
④腰椎・胸椎の亜脱臼した椎骨を診断して整復してゆきます。頸椎まで調整して肩こりの改善状態をcheckします。基本型(脊柱)を施術します。
⑤肩関節のずれ(五十肩)が無いかも診断します。あれば整復します。基本型(肩関節)を施術します。
⑥初回は①②③と基本型(脊柱)の施術です。状態により腰椎の亜脱臼を整復します。
⑦2回目以降では①②③と④⑤の施術をします。
⑧肩こりがひどく、気分が悪くなるのは、脊柱から出た神経は左右の神経根を経由して内臓や皮膚、筋肉につながっています(交感神経系)。頸椎1番(迷走神経)と仙骨(骨盤内臓神経)からは副交感神経系がでています。自律神経は交感神経と副交感神経のバランスですから脊柱の歪みは自律神経失調の症状をおこします。
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
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