
堅くて動かない肩関節の悩みを相談した。神戸元町気功整体院の大田先生から「気功で体内のエネルギーを抜いてから整体したらどうですか?」と助言を頂戴した。早速、初めて来院の40代男性の方に、症状の問診と座位での主訴の診断後、テイシンを使い、とど凝った気を胸椎2番、7番から抜き、治療ベッド背臥位にて三陰交、帰来から抜き、(男性は気持ちよさそうに眠っている)、下丹田より氣を入れた。整体で股関節・骨盤の調整をし、、、左腕が以前からしびれていたのが今年2月ごろから痛みに変わった。腕を前から挙げると痛い。三角筋の下層部の大胸筋が丸餅のようなしこりとなっている。肩関節の前下方亜脱臼のようだが腕を上げても脈は止まらなかった。腕を牽引して引き出したらしこりが消えると同時に痛みは改善した。”肩関節が動いた!”
気功が効いて肩関節が動いたと断定できないが、相撲に例えると「幕内力士土俵入り」「横綱土俵入り」があり雰囲気が最高に盛り上がって、幕内力士取組が始まる。
気功は、患者さんにとっても、施術者にとっても、効果的だと実感した。
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
追伸:2013/10/2 旧ブログ記事を転載
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