
図の説明⇒下腿外旋とは脛骨(Tlbla)が時計回りに回転している状態
主訴:①膝が痛い、②左の首付根が痛い、③右腕外側のしびれと親指の力が抜けて物を度々落とす。40代
女性。
診断:膝の下腿外旋(指1本以上、南龍整体術用語)、骨盤(右上前腸骨棘が前にずれ、仙骨右)、腰椎(L5左回転、L3・L2・L1右回転して右側膨隆)、胸椎全体が右回転し固まっている、頚椎(C7・C6・C5左回転)、実は頚椎5番は45度以上の左回転が骨盤・腰椎・胸椎を矯正した時点で現れた。
施術:膝の前外側が痛いとの訴え、股関節調整と膝の調整で下腿外旋を整復。仙骨の調整時に曲げている膝の前内側が痛いとの訴え、試みに側臥位になってもらうと痛みは消えた。腹臥位に戻って膝を曲げると痛い、痛い側の仙腸関節を中心に動かすと痛みが和らぐ。仙骨神経と腰椎(L5・L4)神経系からくる痛みと判断し施術したら痛みは解消した。
頚椎5番と腕の痺れ・手の脱力は別記す。
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
2013/10/13 旧ブログ転載
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