
50代男性。初回の施術後「首のこりがまだあります」との申告。背臥位で横突起の上を触ると筋が堅くしこりがある。気功(瀉補)で柔らかになり棘突起のずれが現れた。C3とC5の2か所を調整した。
主訴:肩こり(10年来、こってこってコリまくっている)、左五十肩、その他
診断:骨盤の歪みにより、腰椎は左が膨隆し下部胸椎は右側が膨隆、上部胸椎は左に側弯し、Th2が異常に右へずれ、頸椎は左回転している。
施術:肩関節。次に、股関節骨盤から腰椎・胸椎を調整して頸椎を調整し棘突起を揃えたのだが、checkで「首のこりがまだ、、」。
普通は、骨盤の水平垂直位の矯正と腰椎の調整で脊柱が真直ぐになり肩こりの軽減が実感して頂けるのですが、上部胸椎に大きな歪みがある場合は頸椎とつながる筋(頚半棘筋・頚板状筋・頚最長筋・頚長肋筋)などが緊張・拘縮してがんこな肩こり・首のこりを発症します。
院長:この方の場合、長年の肩こりを解消するには数回の施術が必要と思います。
南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
2014/4/9 旧ブログ転載
反省:「氣功でこりが無くなるまで数息観を続けます」令和元年5月12日記す。
この方は2日後に来院され首のこりは解決しました。
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