
本当に楽になりました。
長い時間ありがとうございました。N.J
30代男性。
主訴:①5年前、歯科で顎関節症と診断された。指2本が入らないくらいしか口が開かない。1年前、マウスピースを作ったがほとんど使用しなかった。自覚症状は右あご。
②左首から左肩へのこり。
③腕を上げると左は上腕部がつる、右は肩から首の付根がつる。
診断:極度の腰椎後弯のため、猫背で頸椎はストレートというより後弯である。
口の開きを観察すると下顎が左右に振れることなく垂直に上下する。開きは小さい。
腰椎起立筋が拘縮している(腰が重だるい・中学生でヘルニア経験)。
腰椎は左側弯し胸椎は右側弯している(左右肩甲骨の間がよく、つったりする)。
右肩甲骨は左より約3cm上がっている(症状③)
胸椎Th1が左回転性亜脱臼、頸椎C3?が右回転性亜脱臼(主訴②の原因)。
肩関節は前上方にずれている(症状③)。
施術:股関節の診断で右が左より動きに制限があると云った時、患者「小学ごろ ペルテス になった」とのこと。
ペルテスは股関節の血流不良で大腿骨頭が壊死する病気で5~8歳ごろの男の子に発症する。血流が回復すれば自然に治る。
この方の治療は
①脊柱側弯を軽減する。
②猫背を改善する。
③頭が脊柱の真上に乗るように姿勢を改善する。
そのために、左右腸骨のバランス調整と右にずれている仙骨を真中に戻す事が最大の施術であった。腰椎の左側弯が解消するまで時間をかけて調整した。
最後に顎関節の調整をした。
手に伝わる感触は、左右のアンバランスは無く良好、筋がかたいかもしれない。奥歯で私の手が噛まれた。緊張して居られた。
check:口の開き:私の所見であまり改善していない。
本日は1回の施術で終わった。次回には御納得いくまで施術します。
check:感想文の如し。
院長の一言:
背骨を横から見て、C型⇒S型、に改善したことで。
①腰が楽に。
②左右肩甲骨の間が楽に。
③首と肩のこりが消えた。
顎の緊張は、頸椎と頭蓋骨の関係で発生している可能性がある。脊柱が正しい位置に安定すれば口の開きは大きくなると、私は考えている。
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
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