40代女性。
主訴は、頭痛、腰痛、首の頭の付根がすごく痛い。「いつごろからですか?」、10代からです。尾骨が出てる感じ。35歳でメニエル病、以来季節の変わり目に発症。
診断:脚を組む癖がある(右か上)、立つときは右が前。脊柱側弯(腰椎は左へ且つ後方膨隆・胸椎は右へ)。右肩甲骨は左より約2cm高い。首筋で右が約1cm高い。上部頸椎の筋が堅い、膨らんでいる。
施術:「先生、2週間前から左手首から肘にかけて痛いんです」。痛めた心当たりはないとの事。左ひじは正常。健側の右手首と比較すると、ごくわずか橈骨が浮き上がっている。手首の牽引(メビウス)のあと刀の振りで橈骨と尺骨の調整をした。痛みは無くなる。この方、整形外科の受付をしておられる。X線画像では0.1mmのずれは発見できない。三次元の立体感覚で触診する人間の能力は素晴らしいです。
股関節と骨盤調整で腰の膨隆は無くなる。且つ柔らかい。背中も首も柔らかい。頸椎C3・C2・C1はしこりがあるのでゆり技法で施術した。
check:頭痛、腰痛、首のひどい痛みは解消。楽です。施術中眠たくなってきた。
院長の一言:12月1日から7日まで臨済宗専門道場の臘八大接心提唱「臘八示衆」に参座し結跏趺坐で感じ取った感覚により、骨盤調整の完成度が進化したのか???脊柱の調整をする必要のない治療例が増えた。
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
2014/12/1 臨済宗専門道場の玄関

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