
先日、施術後、「右手を着くと右肩に痛みが有ったのが、今は、痛くありません!」とおっしゃいました。
50代女性。
2年余り前、整形外科で頸椎の椎間板が狭くなっていると診断された方です。症状は右手のシビレと親指の力が入らない。でしたが、現在はしびれを感じなくなり物を度々取り落とす。また、左手も筋力が落ちて来た。
当院の診断:①胸椎Th1・Th2、頸椎C7・C6・C5間の椎間板が薄くなっている。左右両方に症状があるので脊椎管狭窄に近いヘルニアの可能性もある。まわりの筋が拘縮して分厚くなっている。内部で脊椎の大きな歪みがある。椎骨を一つ一つ接触し検査するが未だ、あっ、其処ですという診断が出来ていない。しかし、施術の度に少しずつ改善を感じておられる。拘縮した筋が柔らかになっている。
②肩関節及び鎖骨の裏側を気功で調整すると腕に血が流れて手が暖かくなる感じがする。
施術:①股関節・骨盤の水平垂直位を矯正し、脊柱を歪みのない自然な状態に導く。その上で上部胸椎から頸椎の病的な固有の歪みがあれば矯正する。まわりの筋が柔らかくなり皮膚一枚がつまめるまでに気功整体を施術する。
②胸鎖関節・肩鎖関節・肩関節と調整する。肘関節(橈骨)・手首関節(橈骨・尺骨狭い)を調整する。
check:「右手を着いた時肩が痛かったのが痛くないです」
院長の一言:重症の方の治療は整体で身体の歪みを矯正した後、気功の威力により摩訶不思議と一般には思われる治療効果を極く当たり前に実践しなければならない。
院長は変性意識を完成するべく御修行(水垢離・坐禅・ア息観・月輪観)中であります。
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
追伸:数息観 令和元年5月15日、
数息観と「がんきょうばっぱい」(下丹田から背部へ気を抜く)
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