2016/1/10(SUN)小寒、臨済宗建仁寺の千光会(坐禅)に参、
奇しくも臨済禅師は1150年前の今日遷化されたのである、
臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱大法会は3月3日から10日まで大本山東福寺に於いて臨済宗・黄檗宗合同で挙行されるとのこと、
臨済の四料揀
或る時の一喝は、奪人不奪境
或る時の一喝は、奪境不奪人
或る時の一喝は、人境両倶奪
或る時の一喝は、人境両倶不奪
道流、
山僧が見処に約せば、釈迦と別ならず、
今日多般の用処什麼をか欠少す、
六道の神光、未だ曽って間歇せず、
若し能く是の如く見得せば、
祇だ是れ一生無事の人なり、
臨済は
「祖仏とは面前でこの説法を聴いているお前達こそがそれだ」
と言い切っている、
「君達、わしの見地からすれば、この自己は釈迦と同じだ、
今それが示す様々な働きに何か足りないものがあろうか、
六根(眼、耳、鼻、舌、身、意)の絶妙な働きは未だかって途絶えたことはない、
もし、このところをはっきり見得できれば一生無事大安楽の人になるだろう 」
と、
臨済の<自己即仏>の思想は六祖慧能、馬祖道一、黄檗希運の<即心即仏>の思想に遡る、
白隠禅師の坐禅和讃「衆生本来仏なり」と同じである、

*** 白隠禅師 ***
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
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