
60代男性
主訴:①左膝に不安がある、先日、高尾山(599m)へ登ったあと膝が痛かった、正座すると内側の筋が突っ張る
②左首に違和感、首を左に倒すとかたい、右は楽ですが、
診断:右上前腸骨棘が前方、骨盤の水平垂直位が保たれにくい、腰椎右側弯、下部胸椎左側弯、上部胸椎右側弯、頸椎C6右回転性亜脱臼、C1は右側にずれ
施術:股関節と骨盤調整に徹する、
背臥位で腰椎の右側弯が解消するまで細かく施術
check:左膝はOK
左首は未だ少し、(触診:C6歪み少し残)
腰椎の前弯が出来ていないので座位で診断:腰椎の横ずれは無い、L5が胡麻粒ほどの左後方亜脱臼である
施術:回転法で矯正
check:腰椎の前弯Sが発生、同時に左首の違和感もなくなる
触診でC6が治まったことを確認
頸椎の牽引を施術して完了
院長一言:股関節・仙腸関節・仙骨・脊柱・頭蓋骨は自律神経が常時バランスして動いている
腰椎L5施術でC6が動いたのも腰椎の前弯が発生したのもそのためである
院長の課題は骨盤矯正である、
<左寛骨><仙骨><右寛骨>の三部から構成される骨盤は実に強靭である
「用意不用力」力ずくでは決して動かない、患者の自律神経が反応してぐにゅっぐにゅ筋が動くような施術が必要である、
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
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