腕のシビレ、手指のシビレ、原因を治療経験から考察する。
① 鎖骨下と上腕骨の間で腕神経を圧迫している場合
② 頸椎(C5・6・7・8)または胸椎(T1・2)が後方亜脱臼あるいは回転性亜脱臼をして腕神経根を圧迫している場合
③ ①と②が複合している場合
整形外科で胸郭出口症候群と診断された場合は①が考えられる
整形外科で頸椎ヘルニアと診断された場合は②が考えられる
治療法は、
① 胸鎖関節・肩鎖関節・肩関節・肘関節を健側と患側を比較し、位置・角度・硬さなど診断する
健側を基準にして患側の胸鎖関節・肩鎖関節・肩関節・肘関節を調整する
胸鎖関節は健側に比べて患側は体幹中心部へずれることが多い
患側の肩関節は前下方亜脱臼している
② 股関節・骨盤の調整をし二足歩行による骨盤の歪みを矯正し、骨盤の水平垂直位を確保してから、腰椎・胸椎・頸椎の調整を行う、
神経根を圧迫している脊柱の椎骨は腱が拘縮していて簡単には動かないことが多い
椎骨をひとつひとつ調整する毎にシビレを確認しながら施術する
ヘルニアの場合は内部が炎症しており強い力をかけると危険である
時間はかかるが気功を中心とする治療が安全である
南龍整体術の脊柱牽引法は、むち打ち症はじめあらゆる頸椎の歪みを矯正できる強力な施術法である
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
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