
臨済宗 建仁僧堂臘八大摂心_臘八示衆(白隠禅師)提唱参
今年も12月1日から7日まで毎朝7:30~9:10霊洞院本堂に参座することが出来た
感謝
僅かな時間とはいえ結跏趺坐の90分は厳しかった
白隠禅師の示された「大憤志」は此処なりと感得した
***院長の備忘録***
新しい認識(失敗からの)
①結跏趺坐の左右の踵は反対の脚の股関節上にある事
大腿骨上に踵を置くと脊梁骨の豎起は不可能である
第2日と3日脊梁骨が左に傾いたのは如来座左踵の引き寄せが足りず股関節上になかったからである
正か誤かは識者の批判を被るとを承知で恥をかきます
①で結跏趺坐した後は
②意識を移動する即ち、尾骨・仙骨・脊柱(腰椎・胸椎・頸椎)・頭骨(後頭骨・側頭骨・頭頂骨・前頭骨・蝶形骨)・噛みしめた奥歯の意識を・頸椎・胸椎・腰椎・仙椎へそして下丹田と奥歯を一致させる。
③下丹田に強い圧がかかった状態を保ちながら、意識を股関節・膝・踵・指先へ
④呼吸に合わせて足首を屈・伸する
⑤足首を屈する時踵で股関節を踏みつけて脊梁骨を豎起する
⑥下丹田に圧力を可能な限り加える
⑦身体の苦しみの絶頂に耐えながら⑤と⑥に集中する
⑧われの身体が氣海丹田しかない感覚に到達する
⑨突如、苦修の頂上から安楽の摩訶不思議な感覚の世界にぶち込まれる可能性がある(40余年前雨安吾)
慈明曰く
古人刻苦光明必盛大也
白隠さんは禅定は諸芸の極意なりと喝破された
臘八に参座した河本院長の氣海丹田の練られ具合は患者が示唆して下さる
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院
河本馨
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