
A.Iさん40代男性、6回目の来院、
問診:内臓全般去年より全然いい感じです。
腹部右下部はスッキリしましたが、①右肋骨の奥(赤丸)、何かが詰まっている感覚です。それが背中のここら辺(Th7・Th6・Th5)の詰まりと関連してるように感じます。
②首の張り、左向いた時は左首から左肩井へ、右向いた時は右胸鎖乳突筋が張る。
診断:上前棘腸骨棘及び仙骨の歪みが大きい。
①背臥位に於いて、左右肋骨のベッドからの高さが患側は凹んでいる健側は凸ている。腰椎はL1・L2・L3が右回転性亜脱臼。胸椎がTh7から上が右回転性亜脱臼である。
②胸椎Th4から頸椎C7~C1の歪みが原因である。
治療:胸椎Th7~頸椎C7~C1の調整により、①の肋骨凹凸の左右差は無くなった。同時に左足が約3cm長かったのが1cmとなった。
股関節と骨盤調整により足の長さの差は0となった。腰椎L3~L1の歪みは減少した。回転法で矯正。
首の左右回転は楽になったが、上向くのが引っかかる。C7・Th1の僅かな回転性歪みを調整してOKに。下向くのがつらい。Th4・Th5の僅かな回転歪みを調整して楽に下向くようになる。
check:背中がスッキリしました、こわばりが消えました。
しゃがんだ時、腰が楽になりました。
主訴①の違和感は無くなりました。②楽です。
がん治療の定期検査でγGTPが160→87に下がっていました、内臓脂肪も減少しました。
追伸:4回目の施術の記事はこの下をクリック
院長からの一言:内臓疾患や癌の症状に改善がありますが、これは脊柱の歪みが矯正されるために脊椎から出ている内臓をつかさどる神経が正常になるからです。また、自律神経系が調整される事も寄与しています。さらに、南龍整体術の奥儀「神合」により脳髄液の流れを良くし、眼圧を下げる、顔の歪みを取る。A.Iさんは「神合」施術の効果を実感して居られます。
そのほか腹圧を上げる秘法「落ち着きのない子供に特効」。
小児麻痺を治す「さすり」など江戸時代からの伝承技法が南龍整体術にはございます。
日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
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