
2015・7・26(日)新大阪の串本気功整体院大阪分院において、南龍整体術の気功勉強会が開かれた。
正法眼蔵随聞記に「霧の中を行けばいつの間にか衣が濡れる如く、立派な師匠のそばに侍れば知らず知らずのうちに感化を受ける」と。
受講の翌朝は、清々しい気持ちでミロク気功整体院を清掃・護身法の後、迎えた患者は初診の50才女性でした。すべり症と狭窄症の合併で5年前に腰椎3番4番5番固定手術をし、チタンボルトが8本入っているとのこと。
主訴は、コルセットを外すと腰が重たくて鉄の板の様だ、寝返りはパンツを手で引っ張らないと出来ない。起ったり坐ったりが苦痛で寝るのが楽なので寝てばかりである。脚のむくみや攣りや末端の冷え。これらの症状が気功の施術で改善が期待できますか?
診断:坐位で脊柱は意外なほど直である。L5(~L3)は右側が僅かに膨隆(手術前は左坐骨から下肢が痛かったとのこと)、
背臥位で左足肢が外旋して2cm短い、右上前腸骨棘が高い。
膝は左右ともに下腿外旋、OP(手術)してから、おっちん坐り(正座)が出来ない、畳の拭き掃除ができず、恥ずかしいけどモップを使っている。
腹臥位で骨盤は左側が膨隆、仙骨は右。
施術:
坐位にで気功・瀉補しながら患者の身体を観ずる。
背臥位で指示して患者に動いてもらい安全を確認しながら施術する。
股関節は整体、下腿外旋は気功と整体で調整、上前腸骨棘は気功・気針で調整、
腹臥位で安全を確認しながら、仙腸関節基本調整(力を加えず意識の操作)、股関節・上後腸骨棘・仙骨(脚を上げず)の調整
、最後に骨盤と腰椎に気功・補補、
check:おっちん坐りができた。5年ぶりに、大声で喜びを表された。
院長の一言:時間が押して次の患者に10分ほど待っていただいた。いろいろ確認したかったが次回予約いただいたのでその時に、、、。
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日本古武道伝_南龍整体術_ミロク気功整体院 河本馨
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