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河合隼雄「中空構造日本の深層」古事記を読み解く日本神話_院長の備忘録ミロク気功整体院

河合隼雄は日本神話を分析し、偉大な神は3柱で、中心になる最も偉大な1柱の神は無為の神とされている事を読み取った。

第1の3神(天地のはじめ):タカミムスビ・アメノミナカヌシ・カミムスビの中で一番中心で偉いはずのアメノミナカヌシは神話をもたない無為の神である。

第2の3神:(天界と黄泉の国の接触)「天の岩戸」アマテラスと「ヤマタノオロチ退治」スサノヲの2神がいる。その他に、ツクヨミという、自分の神話を持たないもう一人の無為の偉大な神がいて、アマテラスとスサノヲの対立を均衡させるというのが日本神話の基本構造で、そのため「中空(無為の神を中心にして)均衡(他の2神の対立をバランスさせる)構造」だと河合隼雄は主張している。

第3の3神:(天つ神と国つ神の接触)天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの間に生まれた三神は、海幸彦ことホデリノミコト(火照命)、ホスセリノミコト(火須勢理命)、山幸彦ことホオリノミコト(火遠命)である。海幸・山幸兄弟のことは伝承されているのに、中心にいて一番エライはずのホスセリの話は神話にはほとんど語られていない。

あなたなら、この無為の神様を如何に読み解きますか?

日本社会の特徴、大和民のルーツを探求するヒントではないでしょうか?

稲作の弥生人が渡来し先住の縄文人と如何に関わったのか、闘争と共存の歴史を読み解くヒントになれば!。

日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨