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H26東福寺暁天講座 白隠禅画 蠟八示衆 国師三換

富士大名行列

2014/8/2 芳澤勝弘先生「白隠禅画をよむ」 直指人心 見性成佛

 おふじさんかすみの衣ぬがしゃんせ雪のはだへが見とふござんす

2014/8/3  原田融道老大師「白隠禅師 蠟八示衆_朔日夜」

 朔日(第一日)夜示衆に曰く、夫れ禅定を修する者は先ず須く厚く布団を敷き、結跏趺坐して寛く衣 帯を繋け、脊梁骨を豎起し身体をして斎整ならしむべし、而して始め数息観をなすべし。無量三昧の中には数息を以って最上となす。気をして丹田に満たしめ而 して後に一則の公案を拈じて直に須らく断命根を要すべし。若し是の如く歳月を積んで怠らずんば、縦い大地を打って失する事有るとも見性は決定して錯らず。 豈努力せざらんや。豈努力せざらんや。

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平成28年3月10日大本山東福寺にて 臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠忌大法会嚴修

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2014/8/4 遠藤楚石老大師「国師三換」無門関17 >南陽慧忠国師(?~775)は六祖慧能の法嗣。南陽(河南省)白崖山党子谷に住んで、四十余年間山を下りず悟後の修行をされたといふ。

国師、三たび侍者を喚ぶ。侍者三たび応諾す。(「けいさーん」・「はーい」)*3

国師云く、「将に謂えり、吾れ汝に辜負すと。元来却って是れ、汝吾れに辜負す。

*辜負(こぶ):人の期待を裏切ること。せっかくのこころざしを無にすること。

建仁寺の黙雷禅師曰く「益(州)さん!おまえほどしんぼうしたやつはいない。ようしんぼうして修行した」、「だが、わしはおまえがきらいじゃ」。後に、建仁寺僧堂を継がれた竹田益州禅師が「師匠とは有り難いものじゃ」と侍者を務める雲水の石さんに思い出を語られたそうです。

鐡枷無孔要人擔 累及児孫不等閑 欲得撑門并拄戸 更須赤脚上刀山

怠けちゃいかんぞ 不惜身命で仏道修行を要す(河本院長注釈)。

 

東福寺住持の遠藤楚石老師は、「慈悲の心と慈悲の実行で菩薩の行を自分の周りに働きかけて下さい。今、若者に元気が無いように見受けられるのを非常に心配している」と、締めくくられました。