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一世紀を生きたる人のあたたかし まさみ

一世紀を生きたる人のあたたかし まさみ

2014/1/6(月)、當美の希望で短冊をこれに交換しました。大正5年生まれの母は数え年で「白寿」を目出度く迎えました。これを作ったのは20数年前のこと。今、自分が一世紀を目前にして城陽市の特養「ひだまり久世」でお世話になっています。

凄い設備です、広いです、一流シティーホテル以上の広い空間、個室です。素晴らしいスタッフが大勢居られます。

入居させて頂いて本当にありがたいです。有難いと思うのは私です、母ではありません。

特養に入れるまでの3年間、高齢者専用住宅にお世話になりました。

介護スタッフによる24時間安心な体制は特養の素晴らしい所です。

見方を変えればスタッフの方々の大変な重労働があるからです。肉体的にも精神的にも大変だなとお会いするたびに思い感謝しています。

私は肉体的には耐えられても精神的には無理です。人と人とのコミュニケーションで多少の喜びはあると思いますが、虚しさで一杯になりそうです。社会や家庭からはじき出された人々です。ボケ(認知症)の人たちです。用便に介助が必要だったり、歩けなかったり、弱者です。

先日、母が洗濯物を畳む仕事を手伝っていました。これを見た時はほっとしました。入居者に出来る仕事をしてもらうのは素晴らしいと思います。