
*** 55歳 ・ 65歳 ・ 75歳 ***
ご質問の方は、骨粗鬆症による脊柱の曲がりが上図75歳(右)のようになっておられます。骨のカルシウムの減量による変形が原因であります。
此の変形を元に戻すことは不可能です。歪みを整体で矯正することは危険です。骨粗鬆症で脆くなった骨は強い力を加えると破壊する恐れがあります。
当院の対応は、
①テイシンによる気功で全身の気の流れを良くします。自律神経のバランスが良くなる。
②気功で瀉補した後、股関節から調整をします。
③安全な範囲で仙腸関節の調整をします。
④仙骨の調整をします。
⑤上後腸骨棘の調整をします。
⑥仙骨が真中に矯正されたら、もう一度仙腸関節を調整します。場合によっては股関節をもう一度調整します。
⑦骨盤の水平垂直位が完全に調整出来たら、あとは、気功のみで腰椎・胸椎・頸椎の調整をします。気功術の「瀉補」と「補補」によって患者さんの自律神経が作用して脊柱が動くのを待ちます。
⑧脊柱の関節の動きとともに関連する腱や筋肉が同時に動きます。南龍気功術は非常に効果の高い施術であり且つ安全です。脊柱の関節がゆるみ背中が柔らかになります。患者さんは楽になります。
初回の施術は⑥の骨盤調整で時間一杯でした。それでも、明らかな改善は実感していただけました。姿勢が変わりました。歩くのがつらかったのが楽になったとおっしゃいました。3回の施術後は家の階段の昇り降りが楽になったとの事です。4回目の今日は仙腸関節を押さえながらここが楽になりたいとの主訴でした。⑧施術後checkしていただき合格でした。
追伸:6回目来院時、「御蔭さんでずいぶん良うなりました」。「そうですか」。「動きが楽になりました」。「歩くのがあまり苦でなくなった?」。「お陰様で普通に行けるの、どこも痛ないし」。「どこも痛ないの。すごいなー」。「ハッハッハ!先生にやって頂いて奇跡が起きたみたい」。
院長:骨粗鬆症を伴った猫背と脊柱側弯を気功で楽にしていくことが次のステップ。
日本古武道伝_南龍整体術ミロク気功整体院 河本馨
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